甘木中学校 出張授業レポート:「なりたい大人と価値観を描く時間」
「自分のなりたい大人を考えたことで将来が少し見えた気がした。自分の価値観を大事にしてなりたい大人になりたい」
そう話してくれたのは福岡県大牟田市立甘木中学校の中学3年生の生徒。
先日「みらいの描き方講座」を中学3年生3クラスで講座Ⅱを実施しました。
授業冒頭、少し緊張しながらも(何が始まるんだろう...)と緊張と期待の表情の生徒たち。まずは、 「こんな人になりたいな!ってどんな人?」から考えていきます。
中学3年生、進路選択も始まっているなか「私はこんな人!」と即答できる生徒もいれば「考えたことなかった!」と驚き考える生徒も。
「ステキな大人リスト」に憧れの人を描きだし「なぜ、そんな大人になりたいんだろう」とふかぼりタイムでのクラスメイトとの対話やワークを通してじっくりと自分自身と向き合う時間を過ごしました。
授業後に届いた生徒たちからの感想では
「講座のなかでなりたい大人像と自分の価値観が明確になった!」
「自分の本当になりたい姿が分かった」
など前向きな言葉が書き綴られていました。また
「なぜ信頼される大人になりたいのかをアウトプットすることができ、自分の意見をみんなに伝えられて楽しかった」
「共感してもらえて自信になった」
といった声もあり、自分の思いを言葉にすることの楽しさと認め合う喜びを感じた様子が伝わってきました。
変化の激しい現代、未来の正解を言い当てることが難しくなりました。みらいの描き方講座は生徒それぞれが「ジブンらしい未来」に出会うきっかけづくりの時間です。これからも、子どもたちの中にある【自分だけの正解】を引き出しながら、そっと背中を押せる存在を目指していきます。
