おおぞら高校
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「ダメ」より「できる」で生きたい

「宿題しないとおやつはなし!」
そう言いたくなる場面、子育てをしているとたびたび訪れます。
私は、3人の子どもを育てる中で、ある価値観を大切にしてきました。
それは、「◯◯しないとダメ!」ではなく、「◯◯したら、できるよ!」と希望を伝えること。
たとえば、「宿題終わったら、おやつにしようね」
たったそれだけの言い換えでも、子どもたちの表情は明るくなり、前向きに動き出してくれます。
この価値観は中学生になった娘にも受け継がれています。
「片付け終わったら、一緒に食べよう」と、弟や妹にやさしく声をかけている姿を見たとき、ちゃんと伝わってるんだなぁと嬉しくなりました。
コーチとしての私は、生徒に対しても「出席しないと提出できないよ」ではなく、「出席することで、提出できるものが増えて、今後に活かせるよ」と前向きな言葉を選びます。
そんなふうに声をかけるだけで、生徒たちの顔が少しほぐれて、行動につながることも多いのです。
このような価値観に沿って行動することが、私自身を幸せに向かう生き方へと導いてくれている気がします。
言葉には、相手の行動を引き出す力があります。
だからこそ、「できる」に目を向けた声かけを、これからも大切にしたいと思っています。
さて、あなたは今日、自分にどんな言葉をかけますか?
「まだダメ」より、「もう少しでできる」って、言ってあげてくださいね。