おおぞら高校
なりたい大人研究所
おおぞら高校

なりたい大人作文コンクール

優秀賞

書道と私

埼玉県 さいたま市立原山中学校 3年安達 夢乃さん

真っ白な紙の手触り。墨の香り。スーッと筆を走らせた時の心地良さ。私は書道が大好きだ。筆で文字を書いている時間は、自然と気持ちが落ち着き、心が澄んでいくようだ。納得のいく作品が出来た時は最高の爽快感、達成感に包まれる。書道という沼にハマッてしまったのだ。だから、もっと書きたい。もっと上達したい。もっと表現力を磨きたい。たくさんの人に書道の魅力を伝えられる書道家になることが私の夢だ。

(受賞者コメント)

私の書道に対する素直な気持ちをこの作品に込めました。自分の大好きなこと、やっていて楽しいと思うことに熱中できるのはとても幸せなことだと改めて感じました。これからも自分の「好き」という気持ちを大切にしていきたいと思います。
この度は名誉ある賞を頂き、ありがとうございました。

(審査員より)

この作品の最初の一文は、筆者が墨をすり、半紙を前にし筆を持っている姿が自然と目に浮かぶ表現が出来ています。読むだけで、墨独特の良い香りがしてくるような感覚にとらわれました。
この作品に書道の神髄が簡潔に記されているように感じました。
多くの人々に書道の魅力を伝える事の出来る、書道家になってください。