おおぞら高校
なりたい大人研究所
おおぞら高校

なりたい大人作文コンクール

バケツの水いっぱいの大人

鹿児島県 屋久島おおぞら高等学校 3年

私は、中身の詰まった大人になりたいと思う。日本には年を重ねただけの大人があまりにも多いと感じる。選挙に行かないのにテレビのニュースに文句を言ったり、飲食店で店員に理不尽なクレームをつけたり。もちろん良識のある大人も私は知っている。けれど、尊敬できない大人がいることも事実だ。こういった人達は経験が浅いのだろうと私は思っている。例えば、飲食店で働いた経験があるものは店員さんに優しくなるというような話がある。経験したからこそ理解できる事があるのだと思う。だから私は夢である看護師になるまでに様々な職業を体験したいと思っている。経験とは知恵だと思う。空っぽなバケツはけると大きな音がなるが、水のはいったバケツは音があまりならない。水の量が多ければ多い程音はならない。これは人間でも同じだと思うし、私もそういう大人にあこがれる。今から沢山の失敗や成功を経験して、バケツの中の水の量を将来の自分の為に増やしていこう。