おおぞら高校
なりたい大人研究所
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なりたい大人作文コンクール

強くて正しい大人

長野県 上伊那農業高等学校 3年

お盆に父の実家へ帰省した時、親戚の大人達が話していた事が心に残っている。「親っていうのは、自分の子供にはどんなに迷惑をかけられたって大丈夫なんだ。ただ他の人へ迷惑はかけちゃいけない。それを教えるのが親の役目だ。」それを聞いた時、大人は強くて正しくて、かっこいいと思った。自分は今までに数えられないほどの迷惑を親にかけてきた。でも1度だって見捨てられたことはなかった。いつだって助けてくれた。正しいことを教えてくれた。そんな存在がいてくれなかったら自分がどんな人になっていたか、考えてみるとものすごく怖い。親への感謝の気持ちを絶対なくしてはいけない。改めてそう感じた。私のなりたい大人像はまさに私の親のような大人だ。強くて正しい大人。今の自分にはほど遠い姿だけど、そうなりたいと強く思う。まずは自分のこれから進む道で、道を踏み外さず、信じた道を胸をはって強く進んでいきたいと思う。