おおぞら高校
なりたい大人研究所
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なりたい大人作文コンクール

憧れの女性院長

長野県 佐久長聖高等学校 1年

キッズコーナーで子供たちが夢中になって遊んでいる。そしてそんな子供たちを見て微笑んでいる母親たち。そこはショッピングモールではなく小児科を主とする病院である。病院とは思えぬほどあたたかい雰囲気の中、ゆったりとした時間が流れているその病院の院長は女性である。先生は、女性ならではの細かい気配りと、思いやりに溢れた診察を提供しており、私はその病院へ行くのが楽しみでもあったし、優しく語りかけてくれる先生にいつしか憧れをも抱いていた。そして働く理想の女性を思う時、私は必ずその先生の優しい笑顔を思い出す。先生は、子供たちの成長を手助けしたいと医者になり、母親の子育ての不安や、女性としての悩みにも寄り添う診療スタイルをライフワークと考えているそうだ。あたたかさを大切に、誰にでも思いやりを持って心を寄り添え、子供たちやその家族を笑顔にできるような、あの先生のような大人に私はなりたい。